cc.stockportrait.com

Creative commons licensed stock illustrations of portrait for any commercial purpose.

このサイトについて

cc.stockportrait.com (シーシー ドット ストックポートレイト ドット コム)は
誰でも 自由に簡単に どのような目的にも 使うことが出来る
政治家肖像イラストレーション画像を提供するためのウェブサイトです。

ビジュアル表現を用いた意見や情報の発信の敷居を下げること 及び
より柔軟で合理的な著作権運用方法が広く普及することの一助になればと考えています。

サービス内容

イラストレーター斉藤高志が個人的な制作として描いた政治家肖像作品のデジタル画像データを 自由で気軽な利用が可能な無償のストックイラストレーションとして提供します。

画像の使用許諾については、新しい著作権のあり方として近年国内外で普及が進む「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」を採用し、その計6種あるライセンスの中でも制限の緩いタイプのものを選んでいます。

画像の保存場所については、ウィキペディアで有名な「ウィキメディア財団」が運用する「ウィキメディア・コモンズ」を採用し、使いやすく且つ恒久的なサービス提供を目指しています。

利用条件と利用可能範囲

原著作者クレジット(斉藤高志 / cc.stockportrait.com)と ライセンス種別(CC BY 4.0 / 改変した場合は別種のライセンスも可)を 画像の傍ら(または別の適切な位置)に表示していただくことが 唯一の利用条件です。
それによって以下のような範囲で画像をお使いいただくことが出来ます。

誰でも

利用者は、個人でも 法人でも どのような形態のグループでも 問題ありません。

また、ブログ/ニュースサイト/SNSなどのデジタルメディア、
あるいは、書籍/冊子/ポスターなどのアナログメディア など
いかなる媒体での利用も可能です。

自由に 簡単に

あらゆる利用に関して料金はかかりません。 完全に無料です。

画像をそのまま使うだけでなく、どのように加工することも自由です。

使用に際して 事前の許諾も一切必要ありません。

どのような目的にも

利用目的として 商用・非商用の別は問いません。

どのような理念や主義を表す為に使うことも制限しません。

利用方法

画像をダウンロード

ウィキメディア・コモンズでの私のユーザーページに 私がアップロードした本サービスの対象作品の画像リストがあります。作品の個別ページには それぞれ複数の大きさの画像へのリンクが用意されていますので、利用用途に適したサイズのものをダウンロードしてください。


画像をアップロード

使用したい画像をまず自分のデバイスにダウンロードしたのち、利用したいメディアにアップロードしてください。
直リンクによってウィキメディア・コモンズ外のサイトで表示することは認められていません。詳しくは、ウィキメディア・コモンズのガイドラインを参照ください。

画像をそのまま使う場合は クレジットを表記し ライセンスを継承してください

画像は全て 無料で 事前許諾無しに 使うことが出来ますが、以下のように作者名もしくはサイト名のクレジットと、ライセンスの種類を必ず表示していただくことが条件となっています。

表記の仕方は、必要な要件さえ含まれていれば、文言や掲載位置にはある程度の自由があります。詳しくはクリエイティブ・コモンズのFAQページをご覧ください。

画像をそのまま使う場合のキャプションテキストの例:

上記クレジット表記例において、

  • 「CC」は クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが使われていることを
  • 「BY」は 制作者クレジットの表示が必要であることを
  • 「4.0」は クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのうちでも、そのバージョン4が使われていることを

それぞれ表しています。

制作者クレジットは、本ウェブサイトアドレス「cc.stockportrait.com」を用いるか、もしくは「斉藤高志」としてウィキメディア・コモンズのユーザーページもしくは本ウェブサイトへリンクをしてください。両方を併記していただいても結構です。

CC BY 4.0」の部分は、クリエイティブ・コモンズ財団が用意するライセンス要約ページへのリンクテキストとしてください。

リンクが不可能な場合や、印刷物等のアナログ媒体での利用の場合には、リンク先URLをテキストとして表記してください。

画像を改変した場合には ライセンス変更も可能です

画像に対して、トリミングしたり 文字を加えたり 何かを描き加えたり といったどのような改変を行うこともまったく自由です。

改変を行った場合、その二次創作に対して新たに著作権が生じるので、新しいライセンスを選んでその条件の元にそれを公開することが出来ます。このことは商用ウェブサイトでの利用のし易さにも繋がると思います。

ただし、その場合でも原作者のクレジット表示という条件は引き継がれなければなりません。クリエイティブ・コモンズのFAQページもご参照ください。

画像を改変した場合には そのことを明示してください

画像に何らかの改変を行った場合には、その旨を必ず表記に加えてください。ウィキメディア・コモンズ上のオリジナル画像個別ページへのリンクもしていただければ、さらに分かりやすくて良いと思います。

画像を改変した場合のキャプションテキストの例:

利用例

画像をそのまま使う場合

Card image

イラスト: 斉藤高志 CC BY 4.0

画像を改変した場合

Card image

画像出典: cc.stockportrait.com / 改変: 〇〇〇〇 CC BY-NC-ND 4.0


この表示の意味するところは、まずオリジナル画像の出典元を示したあと、改変を行った利用者(=新たな著作者)「〇〇〇〇」によって新たにCC BY-NC-ND 4.0の下でライセンスを行っています。これにより改変した画像は非営利(NC)で改変を行っていない(ND)場合にのみ第三者が使用可能となります。

Card image

XXXX licensed under CC BY 4.0 adapted from "Katsuya Okada" by Takashi Saito licensed under CC BY 4.0 via cc.stockportrait.com


この表示では、オリジナルの著作元(cc.stockportrait.com) と作品名("Katsuya Okada")をそれぞれ示すとともに、改変(adapted)を行った利用者(=新たな著作者)「XXXX」はオリジナルと同様のライセンス(CC BY 4.0)を適用しています。

"改変"の線引き

以下の例のように、画像ファイル自体には変更を加えずサーバーへアップロードをしてから、ウェブ上で表示する段階で何らかの 見た目上の変化 を加える場合には、"改変"扱いをせずに、画像ををそのまま使うときと同様のクレジットおよびライセンス表記で構いません。

Card image

画像の上にテキストを重ねて表示

Card image

画像の上にテキストを重ねて表示

画像の下には背景色を設定

作者について

斉藤 高志 (SAITO Takashi)
イラストレーター

1997年、イラストレーター養成校 スタジオ・オブ・イラストレーターズに入学。イラストレーター野口佐武郎氏の指導のもと、アメリカンリアリズムイラストレーションの模写などの実践的訓練カリキュラムにより、表現技術の基礎を身に付ける。同校を卒業後、主に出版分野を中心として様々な制作を行う。

ポートフォリオ ウェブサイト:
http://shajitsu.com

連絡先

本ウェブサイトで提供するサービスについてのお問い合わせ:
[email protected]
有償でのイラストレーション依頼制作についてのお問い合わせ :
[email protected]

更新情報

twitter.com/stock_portrait

このサービスを始めた動機

自分自身が利用者として 普段ニュースサイトや個人ブログなどで政治や社会についての記事を閲覧している中で、テキストのみで構成された飾り気のないページや、通信社や新聞社などが提供する写真をそのまま引用した画一的な印象のデザインを多く見てきました。

もう少しオリジナリティがあって目を引くビジュアルのページがあれば さらに多くの人々にその対象とするトピックへの興味を向けさせることが出来るのではないか と感じていました。

この現状のままでは エンターテインメントやスポーツなど 他の魅力的なビジュアルを伴ったジャンルの記事との「注目の奪い合い」という戦いにおいて 相当に分が悪く、それは、いささか大袈裟かもしれませんが、社会の健全な発展のためにあまり良くない気がします。

しかし一方で、毎回ひとつの記事ごとに時間と予算をかけて オリジナルのビジュアル要素を作成することが現実的では無いであろうことも理解できます。

そこで、その解決のためには、ある記事に対して その都度 それ専用に 一から何かを作る のではなくて、あらかじめ再利用し易い素材を用意しておくことが必要であると考えました。

自分がイラストレーターとしてこれまで経験した中でも 著名人や政治家の肖像を描く仕事のほとんどが オーソドックスな構図のポートレイトであり、それらは内容的に決してサイトスペシフィックなものではありませんでした。

ですから、政治や社会に関するトピックによく登場する人物の肖像イラストレーションをあらかじめ描き溜めておき、それをストックしていつでも利用出来るように提供するサービスには 需要や価値があるはずです。

このような問題意識と自らの経験をもとに このサービスを始めてみました。ぜひとも、お気軽に利用していただき、また、ご感想やご要望等のフィードバックがあれば ぜひこちらまでお寄せいただけると大変ありがたいです。

斉藤高志